静岡川根本町 横郷セド山(685.3m) 2015年1月31日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 7:56 車道−−8:04 北尾根に出る−−8:58 横郷セド山最高点−−9:03 横郷セド山三角点−−9:33 車道

場所静岡県榛原郡川根本町
年月日2015年1月31日 日帰り
天候
山行種類籔山
交通手段マイカー
駐車場路側に駐車
登山道の有無無し。ただし踏跡、廃道?が断続的にある
籔の有無ほぼ無し
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
(GPX形式)
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コメント北側の中河内から北尾根を登る。尾根末端付近に踏跡入口がありジグザグで尾根上へ続く。尾根上には西側から廃道が合流するが途中で左に逃げる。尾根上は籔は無く歩きやすい。山頂付近は平坦で三角点は北端の肩にある。そこから少し東に進むと最高点




北尾根入口 踏跡入口
踏跡入口の目印 斜面をジグザグに上っていく
尾根に出る たまに目印あり
右から道が合流 さらに明瞭な廃道が合流
太い杉の木 太い杉の木を見上げる
鹿の角発見。でも先が欠けている 持ち帰らず枝に引っ掛けておいた
そろそろ山頂近く 横郷セド山最高点
横郷セド山三角点 三角点。ほぼ頭まで埋まっている
山頂標識 山頂標識
道路到着


 関東では南部平野でも積雪があり、周囲の山も積雪は確実。山に雪があってもいいのだが車でのアプローチが問題。降ったのは金曜でその翌日に出かけると凍った坂道に遭遇するのは間違いない。私の車ではリスクが高いので雪がない可能性が高いエリアへ。となるとまたもや静岡方面だ。金曜日のアメダスを見ても静岡は北部山間部以外は雨だったので、中部の山は多少は雪があっても支障が出るほどではないと予想した。

 ここは大井川中流域にある山で横郷集落の東側に聳える。西側には別にセド山があるのでそれと区別するためにこのような山名になったのだろう。地形図には破線は書かれていないので適当にルートを決めればいい。南側は山頂直下が急斜面なのでパス、横郷集落北側の尾根か山頂北側の尾根が顕著で傾斜も緩く歩きやすいだろう。今回は北側の尾根を使うことにした。

 新東名島田金谷ICで降りて大井川沿いの国道473号線を北上、案内板に出てくる寸又峡温泉の文字が懐かしいが今回はそこまで山奥には入らない。途中で大井川左岸に移り下泉で右に入って下泉上河内川沿いの道に入り、橋を渡った先で目的の尾根末端付近に到着。別荘らしき建物の反対側に複数の目印がついた踏跡入口があった。どうやら作業道か何かがあるようだ。朝飯を食ってから出発。今日は天気は回復して晴れているが冷たい西風が強い。

 踏跡は杉植林の中をジグザグに上がっていくが道が薄い。藪は無いので適当に歩いて尾根を目指せばいい。尾根に出ると踏跡は割と明瞭になる。自然林に変わると痩せ尾根になり西側が切れ落ちているので注意。樹間から見える西側の山々には全く雪の白さはない。この付近は標高1000m近くでも雪にならなかったようだ。

 再び植林に変わると尾根が広がって安全地帯に。同時に展望も無くなる。尾根上の踏跡はずっと続くかと思ったら薄くなったり濃くなったりで今でも使われているのか疑わしい。さらに上がると右手から地面が凹んだ太い道らしき存在が合流。しかしこちらは明らかに最近人が歩いた気配は無く廃道化。少しの間はこの道とご一緒するが、途中で左に巻くように尾根から反れた時点でこっちは尾根を登りつづける。途中、2本の太い杉の木あり。巨木と呼ぶにはまだ貫禄不足だが、周囲の植林とは格が違っていた。

 道と分かれても尾根直上には踏跡が続くし、植林で地面の藪は無いので歩きやすい。傾斜も適度で尾根の選択が良かったようだ。

 同じような光景が続く尾根を登り続けると傾斜が緩んでくる。山頂が近いようだ。左に回り込むように尾根が続き、2重山稜化して東側の尾根に背の低い照葉樹が混じるようになると山頂が近い雰囲気だ。ただし地形図を見ると三角点は山頂西端肩にあって最高点にあるようには読めない。等高線の膨らみから考えて三角点の僅かに先が最高点だろう。GPSにはその緯度経度を入れてきた。最高点らしき植林帯の小ピークでGPSを見るとまさにその場所だったが、周囲はただの植林ばかりで目印も山頂標識もない。念のために三角点が無いか探したが見当たらず。やはり少し下がった場所にあるのだろう。たぶん標識も三角点付近だろう。

 往路を逆戻りして緩やかな尾根をほぼ水平移動し、北端の肩の部分で無事に三角点を発見。三角点の頭は地面とほぼ同じ高さであったが、三角点の周囲を誰かが掘ってくれたようだ。埋まったままだと発見は難しかっただろう。久しぶりに将棋の駒の形をした山頂標識を目撃。老朽化が進んで左側が欠けてしまっていた。ここも植林で全く展望は無かった。

 下りは往路を戻る。目印等は一切残さなかったが下りでも尾根を間違えることはなかったので、今回使った尾根はやっぱり地形が分かりやすい、割と読図が簡単な尾根だったと言えよう。杉がたくさん植わっていたがまだ花粉を感じなかった。これだけ気温が低いと(日中で0℃くらい)まだ大丈夫かな。

 

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